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ALL JA コンテスト

この一週間、無線局開設の方は進捗無しなので、昔の記憶をたどってみたいと思います。

学生時代、4月に新入部員が入ってすぐに行われる大きな行事が、ALL JAコンテストでした。
クラブには様々な班があり、その中の無線班のメンバーは新人でもある程度アマチュア無線についての知識があるのでコンテストでも困らないのですが、無線班以外の新入部員は、無線に関してほとんど知識がなく、ALL JAコンテストで無線のイロハを叩き込まれるのでした。
まずマイクに向かって声を出すことが恥ずかしい。
コンテスト用の台本が配られるので、これを棒読みすればいいのです。
でも、こちらからコールする場合は台本を読めばいいのでできるのですが、相手が何かを言ってくるとすぐにお手上げ状態になり、日本語なのに緊張して聞き取れなかったり、少しでも無線用語が出てくるともうわからなくなり、マイクの前で固まっている新入部員がたくさんいました。
また、台本があっても、相手のコールを受けて話す場合は最初から緊張して固まってしまい、横で先輩が言ったことをそのままオウム返しに真似て交信したりしていました。
本人はもちろん真剣なのですが、周りで見守っている先輩は思わず笑ってしまう場面も少なからずありました。
それでも、始まって1,2時間経つ頃には慣れ、楽しくなって積極的に交信してくれる新入部員も出てきて、あっという間に数時間が経過。
ふと気付くと、一人、二人といなくなり、どこかで寝ているのでした。
各教室に無線機を一台置き、オールバンドで24時間頑張りました。

2日目の夜、無事終了を迎えるのですが、コンテスト後のことはあまりよく覚えていません。
当時は勿論手書きでログを取り、コンテストの後に無線班のメンバーで数日かけて集計して、JARLに提出していたはずですが、あまり覚えていません。
ログに書きなぐられた文字を読み取り、これを集計するのは大変な作業だった記憶はあります。
さらに、コンテストの結果も何か賞を取ったとかそのような記憶もありませんので、たぶん取っていないのでしょう。

今年も50回目のコンテストが行われるようですね。
わが母校の無線班は、今でも参加しているのでしょうか。



保証番号が到着

申請書を投函してから1週間。やっと、申請書を提出したTSS(株式会社保証事業部)から、申請書を所轄の総合通信局へ提出したとの通知が届きました。申請書に不備はなく、無事受理されたようです。
通知書には約1ヶ月後に無線局免許状が届くと書いてありました。
1ヶ月は長いなあ。
でも、まだアンテナはできていないし、届いたとしてもハンディ機での運用しかできないからちょうどよいかな。

アンテナの方は、バラン用の指定のフェライト・コアがまだ入手できていません。
秋葉原のラジオデパート内のお店にあることを確認し、先日買いに出かけたところ、あいにくお店がお休みでした。。。
定休日も確認すれば良かった。
その他の材料は近所のドイトでいつでも買えると思い、まだ買っていません。

それと、肝心の無線機を家の中のどこに置こうかと考え中です。
みなさんは、どんなところに無線機を置いているのでしょうか。
以前はパソコンの置いてある書斎(といっても狭い3畳間)に置いていましたが、物が増えてしまい部屋を片付けないと置けない状況です。
この部屋を丸ごとシャックとして使えれば最高なのですが、家族も使っているのでそれはできません。
でもやはりこの部屋に置くしかないのかも。
部屋がたくさんあるわけではないので、他の選択肢は一つ。ほとんど使っていない子供部屋ですが、ここは子供にいたずらされる可能性が高いですし。。。
どうしようかな。

申請書を投函します。

前回書き込みをした日の夜に、TS-660の取説が到着。
申請書の送信機系統図を書くぞ(写すぞ)!と意気込んで取説の「申請書の書き方」欄を見ると、「本機はJARL登録機種ですから、登録番号にT53を記載することにより送信機系統図を省略することができます。」と書いてありました。
ちょっと拍子抜けでしたが、面倒な作業がまた一つ減ったので良かった。
あとは、ここに書いてあるとおりに電波の型式、変調の方式、終段管等を書き入れて、5分で終了。
ちなみに、電波の型式は平成16年に新型式に変わり、この取説をそのまま写すことはできなかったのですが、申請書に入っていた資料を読んで新型式に変換して書き込みました。
この資料の説明もとてもわかりやすく、変換するのは簡単でした。
もう変更されてから4年も経っているので新型式をご存知の方も多いかもしれませんが、ちょっと書いてみます。

例) 21MHz
[旧→新表示]
A1→A1A
A3→A3E
A3j→J3E

[新表示(一括コード)]
3HA

新表示では、該当する電波型式が含まれる「一括記載コード」というものを選択すればよく、申請書の電波の型式欄にも予めその周波数に該当する一括記載コードが複数印刷されており、その中から自分の無線機に該当するコードを選択するだけでした。(ただし工事設計書には、上記各電波形式での記載も必要)
新表示の21MHz3HAには、旧表示のA1, A3, A3A, A3H, A3J, A4, A5J, F1, F4,F5が含まれます。
申請する周波数ごとに、この一括コードを選択します。

あと、TS-660の変調方式、終段管等は以下。

変調の方式:
平衡変調、低電力変調

終段管(名称個数):2SC1972 x 2
電圧・入力:13.8V
定格出力:10W

以上で、申請書作成終了!
コピーをとってから、3つ折にして封筒に入れました。
本日簡易書留で投函します。

ダイポールアンテナ

TS-660のマニュアルは在庫が無くコピーで届くとのこと。
それでも料金は他のマニュアル価格と変わらず(2100円+代引き手数料735円、合計2835円也)、納期も2週間(最大)。
でも、家の中を探す手間を考えたら安い買い物だと思うことにして注文しました。

マニュアルが届くまでの間にアンテナの製作を進めることにして、まずは材料の調達です。
「新・手作りアンテナ入門」を参考に、下記材料を入手します。
アンテナは、21MHzダイポール・アンテナです。

・銅線(エレメント用) 直径1.2mmを10m
・アクリル板(バラン、スペーサ用) 厚さ3mmを150x150mm2
・フェライト・コア(バラン用) FT-114 #43を1個
・エナメル線(バラン用) 直径0.8~1.0mmを60mm
・同軸ケーブル(バラン用) 3D-2V~5D-2Vを1m以上
・2液接着剤(硬化時間5分のものが良い)
・シリコン充填剤(バラン防水用)
・園芸用ロープ(エレメントステー用) 直径2mm 10m以上
・ビニール線(バラン用) Φ0.75mmを40cm

フェライト・コア以外は、ドイトなどのホームセンターで売ってそうなものばかりです。
フェライト・コアは、秋葉原に行けばどこかで売っているでしょう。
でも一応調べてから買出しに出かけることにします。

それにしても、このアンテナの本は説明がとても簡潔で、必要最小限のことしか書かれていません。
アンテナ製作に慣れている人には当たり前と思われる箇所が省略されているみたいです。
何度も読んでから買出しに出かけ、また何度も読んでから製作する必要があります。
至れり尽くせりじゃないところがめんどうですが、その方が知識が付いて自分のためになりそうです。




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